賃貸住宅の入居者ニーズを分析する本紙目玉企画「入居者に人気の設備ランキング」においては、新型コロナウイルス下で部屋探し時の設備の要望に変化が見えた。同アンケート取材は8月20日~9月27日にかけて、ファクスとインターネット上で行い、全国の不動産会社321社から回答を得た。本文中では不動産会社への個別取材を基に、具体的な傾向などを紹介する。
ネット無料、6年連続で2冠堅持
5000円の家賃アップ 2人世帯の要望増加
「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる」ランキングにおいて「インターネット無料」が6年連続で単身者・ファミリー向けともに首位を堅持した。回答企業のうち、単身者向けでは約57%、ファミリー向けでは約44%がインターネット無料で家賃が高くとも成約するとしている。