アンビションDXホールディングス(東京都渋谷区)は13日、2024年6月期の決算を発表した。グループ全体の売上高は前期比16.1%増の420億6500万円、経常利益は同69.1%増の25億700万円となった。
好調の要因として、賃貸DXプロパティマネジメント事業において、管理戸数と入居率が順調に増加したことを挙げた。それに加え、管理システム「AMBITIONCloud(アンビションクラウド)」の活用により生産性が向上。同事業の売上高は同5.6%増の202億円、セグメント利益は同33.3%増の19億円となった。
同社は今後、賃貸仲介での非対面サービスの推進など、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、さらなる業務効率化を図る。25年6月期の連結売り上げは、前期比26.7%増の532億9400万円を見込む。
(2024年8月26日13面に掲載)