スマートデイズの及ぼした影響
昨年のスマートデイズ倒産から首都圏でも収益物件への融資引き締めが本格的に始まりました。
『かぼちゃの馬車』というシェアハウス型のアパートは、各部屋7㎡という狭さで、共用廊下にキッチンやトイレ、シャワールームを設置、一般的に皆さんが想像されるような入居者同士のコミュニティルーム、リビングダイニングなどはなく、学生寮のようなアパート企画です。それを周辺の家賃相場とはかけ離れた高額な設定でスマートデイズが借り上げをし、その分建築価格を割高にして数千万という利益を計上します。
家賃設定の高さなどは少し調べれば分かるような話ですが、30年間家賃減額無しの覚書を交わして、スマートデイズが一括で借り上げを行うことでオーナーを安心させていたのです。