人口増で住まい需要高まる
管理を行うグリード(福岡市)は、福岡市や北九州市、太宰府市、佐賀県の一部エリアの投資用不動産の売買を行っている。
2023年の売上は22億円と前年の8.8億円と比べ、2.5倍を記録した。齋藤隆行社長は「22年時の販売棟数は11棟だったのに対し、23年には倍以上の26棟まで販売することができた。福岡市での不動産投資市況が活発だからではないか」と話す。
開発する物件は2〜3階建てで、ワンルームから1LDKの間取りとなる単身者向けの賃貸住宅が中心だ。今後は、提供している不動産の規格を統一し、自社ブランド化して展開していく。自社アパートは「THE NOBLES (ザノーブルス)」シリーズとして、オフィス向けの不動産は「THE OFFICE(ザオフィス)」シリーズとして統一していくという。