最新ニーズと傾向を発表
賃貸仲介事業のコンサルティング事業などを手がけるリーシング・マネジメント・コンサルティング(東京都港区)は、「引越しシーズンから探る賃貸住宅不動産市場の最新ニーズと傾向2024」の結果を8月に発表した。
24年1月の前回調査と比較して大きな変化が見られたのは、来店者の希望間取りだ(図1)。2LDKを希望する「夫婦」の比率は前回の52.3%から63.3%、3LDKを希望する「ファミリー」の比率は前回の46.1%から59%と、どちらも10%以上増加した。同社のコンサルティング事業部・第一チームの飯田魁氏は「希望する専有面積の割合に大きな変化はないが、テレワークの定着に伴い、部屋数の多い物件を探す人が増えている。寝室と仕事部屋を分けたいニーズがある」という。