首位は宅配ボックス
本調査は、9月10〜20日まで、インターネットとファクスで全国の不動産会社を対象にアンケート調査を行い、520社から回答を得た。そのうち、「今後需要が増えると予想する設備」の設問に回答したのは377社。同質問は複数回答可とし、総回答数は539件だった。
1位は前回同様「宅配ボックス」となった。年間1200件超を仲介する西田コーポレーション(神奈川県厚木市)は、今後需要が増えると予想する設備に宅配ボックスを挙げた。筒井明義執行役員は「2021年ごろから世間では物流問題が課題視されてきた。当社も管理物件のオーナーに対し宅配ボックスの設置提案を進めてきたが、24年に入りこの提案が受け入れやすくなった印象がある」と話す。