ローコストで高いデザイン性
キッチン・洗面台メーカーのスリーフィールドカンパニー(兵庫県神戸市)は、低価格でデザイン性とメンテナンス性の高い商品を発売している。
同社が3月から発売するキッチンは「EISEN(アイゼン)」というブランドで展開する。
同キッチンの強みは大きく分けて二つある。一つ目はオリジナルのアイアンフレームによるデザイン性の高さだ。木製の棚と合わせた独特の風合いが特徴。天板はステンレスとメラミンを選ぶことができる。二つ目はアイアンフレームの品質の高さだ。安定供給と強度の高さを考慮した結果、国内生産にこだわった。強度が高く長持ちするのが強み。またアイアンフレームはシンプルな構造のため、メンテナンスがしやすい。
そのほか、サイズバリエーションも豊富で、ワンルームで使用可能な幅900から1800mmまでの商品を用意している。価格は定価で19万7560円(税込み)〜と割安だ。
「このキッチンは、立ち上げメンバーの一人で健美家のコラムニスト『DX@母ちゃん』が、これまで10年以上培ってきたリノベーションのノウハウを詰め込んでいる。その結果、ローコストで高いデザイン性を実現した。私も家主として自身の物件にキッチンを導入し、その効果を体感している」と同社の津田和輝社長は話す。
(2024年12月2日6面に掲載)