収益不動産を活用した資産運用コンサルティング事業を展開する大和財託(東京都渋谷区)は、2022年3月に東京本社を「渋谷クロスタワー」に移転する。移転後はオフィスの広さが3倍となり、収容可能人数は60人超まで増加。主に建築部門の人員増加を図りながら、開発・営業力の強化と事業拡大を進める。
従業員100人体制目指す
新オフィスは、渋谷クロスタワーの30階で、専有部が約150坪となる。本社移転に合わせて採用を行い、東京・大阪合わせて現在81人いる従業員を22年8月には100人まで増やす見通しだ。採用枠は、7割が東京勤務、3割が大阪勤務となる予定。藤原正明社長は「業界経験者をキャリア採用するほか、6年前からは新卒採用も続け、幅広い人材の確保につなげている」と語る。