鳥取県米子市で管理シェア2~3割を有するウチダレック(鳥取県米子市)は、社員の働きやすさを重視した独自の働き方改革を進め、利益率の向上につなげている。内田光治社長は、人口減少への危機感から労働生産性の向上にいち早く注目し「定時出退社」「8時間労働」という固定的な枠組みから、一歩抜け出すことに挑戦する。
就業ルールの柔軟性高める
朝20分、自由出社
同社は働き方改革を推進し、独自の制度を拡充する。
2019年に、業界では珍しいといわれる週休3日制を導入。20年には、社員の判断で午後5時30分~6時の間で自由に帰宅できるアーリー退社制度を開始した。さらに25年6月からは始業時刻もフレキシブルにし、午前9時~9時20分の間で自由に出社できる制度に改めた。子育て世代の社員が多い中、保育園の送迎など家庭の事情に配慮する狙いがある。「朝20分のゆとりは、家庭と仕事を両立させるうえで大きな意味がある」と内田社長は語る。
社員の勤務時間にゆとりを持たせるためには、労働生産性を向上させるための業務効率化が欠かせない。
IT業界出身の内田社長は、同社へ入社した16年ごろからDX(デジタルトランスフォーメーション)化に着手。社内の情報共有ツールのクラウド化や、賃貸管理システムの開発などを次々と実現してきた。




