不動産会社向けのマーケティング支援を手がけるRoombox(ルームボックス:東京都渋谷区)の鶴巻禎社長の連載。第3回の今回は、他業界の取り組みをヒントに、不動産業界の今後のマーケティングの方向性について聞いた。
高単価・顧客接点低の勝ち筋
SNSで個性発信
鶴巻社長は美容室業界のSNS活用に着目する。同業界は、ポータルサイトのほか、「インスタグラム」などのSNSで、ヘアスタイルや施術の様子を積極的に発信。画像や動画で視覚的な訴求力を高め、来店予約につなげるケースも増えている。
「ポータルサイトでは掲載内容に限りがあり、自社の魅力を伝えづらい。SNSでは、店舗やスタイリストの個性をより豊かに表現できる」(鶴巻社長)




