かつて流れていた川の暗渠(あんきょ)に接し、三方が道路に接する不定形な敷地に立つ賃貸住宅がある。建物は4~5の居室が中央の空間を取り囲むように配置された井の字型の形状だ。複雑な路地の一角に印象的な建物を造ることで、周囲の環境を明るくすることにも貢献している。
井の字型で面積を算出 竣工後約1カ月で満室
不定形敷地に建つ
木造2階建ての貸家が4軒並んでいた場所が、「i-Ap」という名のRC造3階建ての賃貸住宅へと姿を変えた。古い住宅地にありながら、周囲の景観に溶け込んで立っている。JR中央線東中野駅から徒歩5分の場所で、すぐそばを神田川が流れる。もともと旧神田川が蛇行して流れていた一帯で、現在の街路も蛇行したり、行き止まりになったりと、見通しがきかない複雑な地形となっている。i-Apの南側に接する道路は旧神田川の暗渠で、三方を道路に囲まれた敷地だ。
上空から。不定形な地形がよくわかる




