工事力強みに入居を促進
不動産会社のアイディディット(東京都千代田区)は、築古物件の空室改善を支援する。
同社は、佐藤友彦社長が中心となり2024年4月に設立。佐藤社長は、埼玉県川口市エリアを中心に、空室の築古物件をリフォーム・リノベーションを施工し、入居促進をすることを得意とする日設(埼玉県川口市)を経営している。
日設では、物件が所在するエリアの特性や間取りなどを考慮し、性別や趣味など具体的な入居者像を想定したコンセプト型の改修工事を得意とする。10年以上で300件ほどの築古物件を再生し、賃料アップを実現してきた。
またアイディディットには200件以上の大規模修繕工事を手がけてきたアント(埼玉県八潮市)の高野正樹氏がCOOとして加わり、賃貸物件の室内工事と大規模修繕を内製化している点が同社の強みだ。
設備の突発的な故障などで、築古物件の運営や管理に苦慮するオーナーを数多く見てきた佐藤社長は、築30年以上の物件を対象にした借り上げサービス「ネオリース」を考案した。同サービスでは、家主に支払われる賃料は査定賃料の40〜60%で、家主が負担するのは、建物の火災保険と固定資産税のみになる。借り上げ期間は10年間で、期間中の工事費などは同社が負担する。賃貸住宅フェア2025ではネオリースを家主に提案する。
佐藤社長は「自身で不動産会社を立ち上げることで、工事費を最適化し、家主の収益最大化に寄与することできる。コストのかかる賃貸経営で、築古物件の再生を通じて、家主を支援していきたい」と出展の意気込みを語った。
アイディディット
東京都千代田区
佐藤友彦社長
(2025年9月8日16面に掲載)





