配管交換や間取り変更
賃貸住宅の企画、施工や修繕事業を手がける西村建設(東京都墨田区)は、築古物件の修繕提案から施工まで行うサービス「Lives by(ライブスバイ)西村建設」を展開する。
同社が得意とするのは各住戸を完全に新しいものとして再生する部屋全体のバリューアップだ。単に見た目をきれいにするだけでなく、配管や設備を取り換えて水漏れのリスクを解消しながら間取りの変更を行う。
築35年の2DKをリノベした事例では、オーナーから「全体的に古いデザインを解消し、2人暮らしをする人が暮らしやすい間取りに変更したい」という相談を受けた。そこで、玄関から居室が丸見えである点や、浴室に脱衣スペースがなくプライバシーを保つことができない点に注目し、間取りを変更。玄関とキッチンの間に仕切りを作り、玄関ホールを独立させた。また3点ユニットを解消し、脱衣所も設置。二つの和室は広いリビングとベッドスペースに変更した。工事費用は約500万円。
リノベの結果、家賃は2万円アップしたという。
施工は1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)に対応。西村哲常務取締役は「漏水の予防として水回りを修繕するというだけでは家賃は上がらない。家賃アップができるような、部屋全体の価値が上がる提案を行う」と話す。
(2025年9月15日17面に掲載)





