賃貸の開発に融資 環境配慮物件普及へ
オリックス銀行(東京都港区)は、不動産事業者のESG(環境・社会・企業統治)経営を伴走支援することで、環境配慮型投資用不動産の普及を後押しする。
同行は、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)仕様のワンルームマンションの開発棟数などを目標に設定した、ポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下、PIF)を実行。投資用ワンルームマンションの開発・販売を手がけるフュディアルクリエーション(同)に対し、開発用地取得・建築資金として19億200万円を融資する。
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企業活動が経済・環境・社会の三つの側面にもたらすインパクトを包括的に分析・評価し、ポジティブな影響の増大やネガティブな影響の低減を支援する融資手法。金融機関は、融資先となる企業の事業活動を分析し、達成すべき業績評価指標(KPI)の設定と施策の策定を支援する。達成状況を継続的にモニタリングする点が特徴。 |
PIFは、企業の活動が経済・環境・社会の三つの側面にもたらすインパクトを包括的に分析・評価し、ポジティブな影響の増大や、ネガティブな影響の低減を支援する融資手法のこと。
一般的な不動産融資では物件の担保評価や返済能力を中心に審査するのに対し、PIFでは与信判断とは別に、社会的なインパクトや持続可能性も考慮する。金融機関が定期的なモニタリングを通じて目標達成を支援する点が特徴だ。
オリックス銀行は2023年12月に初めてPIFを実施して以来、計4社に融資。今回が5社目で、投資用ワンルームマンションの開発・販売事業者に対する実行は初となる。




