東急不動産、賃貸住宅で多拠点居住

東急不動産

物件紹介|2025年10月18日

自社物件の入居者向けに展開

 東急不動産(東京都渋谷区)は、賃貸住宅シリーズ「COMFORIA(コンフォリア)」の入居者を対象に、多拠点居住サービス「あちこちすみか by(バイ) COMFORIA」のプレサービスを提供開始した。同サービスでは、1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)と関西エリアにあるCOMFORIAに設定された民泊区画に、1泊あたり7700円(税込み)で宿泊することができる。プレサービス期間は、10月9日〜2026年9月30日。10月から東京都にある「コンフォリア新中野」などの3物件6戸でサービスを開始したほか、12月ごろには大阪市にある「コンフォリア・リヴ大阪本町」の2戸で宿泊が可能となる。利用対象は8月末時点で指定のCOMFORIAに契約済みの入居者。予約は最大3カ月前から、専用ページで行う。プレサービスで需要を確認し、本格的なサービス開始を目指す。

 これにより東急不動産は、インバウンド(訪日外国人)の増加などを受けて手頃に滞在できる宿泊施設が減少している状況や、リモートワークなどの普及でその時々により住む場所を変えたいという新しい暮らし方に対応していく考えだ。

 なお同サービスの集客と運営は、住んだ日数分だけ家賃を払う日数変動型家賃システムを展開するUnito(ユニット:東京都目黒区)が担う。

(2025年10月20日1面に掲載)

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