武蔵小杉駅前不動産、接客の質重視 件数伸長【2026年賃貸仲介件数ランキング】

武蔵小杉駅前不動産

管理・仲介業|2026年01月02日

既存店で営業力強化

 年間仲介件数1857件と、前年から207件伸ばし110位につけたのは武蔵小杉駅前不動産(神奈川県川崎市)。賃貸仲介事業は「拡大」の方針だ。神奈川県内で「エキマエホーム」ブランドの仲介店舗を3店舗展開する。

 仲介件数が伸びた背景には、質の高い仕事を志す社内文化を挙げる。村谷和郎社長は、顧客満足度を高めるなど良い仕事をすることで契約が増え、結果として収益が向上するとみる。村谷社長は2019年7月から定期的に全店舗を巡回し、営業スタッフの接客や電話対応を確認している。対応で良かった点や改善点を即時に伝える仕組みを続けてきた。併せて、店長にもアドバイス内容を共有。店舗にいる営業スタッフ全員に対して改善できるようにするという。言葉遣いひとつから指導した結果、顧客への説明が丁寧にわかりやすくなり顧客満足度が向上。成約件数の増加といった成果にもつながった。

会社データ

 営業の質を判断するために、来店成約率、契約件数、売り上げなどを総合的に見ている。各数値を基に改善点を洗い出し、個別のアドバイスを実施。個人だけでなく、店舗全体の課題も分析する。

 新規受託した管理物件では、担当営業が入居希望者に対する賃貸仲介だけでなく、入居後のアフターフォローからオーナー対応まで一貫して担う。得た収益は社員にインセンティブとして還元することで、責任感とやりがいが結びつき、接客品質の向上にもつながっているという。

 村谷社長は「まずは既存3店舗の生産性や質をさらに引き上げていく。それが賃貸仲介事業拡大の基盤になる」と話す。

村谷和郎社長

武蔵小杉駅前不動産
神奈川県川崎市
村谷和郎社長

(2026年1月5日6面に掲載)

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