オンラインで74人参加
不動産テック企業のいい生活(東京都港区)は2025年11月21日、「不動産業界の未来を拓(ひら)くAI活用セミナー」をオンラインで開催した。同セミナーには不動産会社の経営者層を中心に74人が参加した。
セミナーに講師として登壇したのは、法人向けにAI(人工知能)の導入支援を行うデジライズ(同)の茶圓将裕代表、不動産会社のバレッグス(東京都目黒区)の太田諒執行役員経営企画室長、いい生活のセールス&マーケティンググループマーケティング本部の深井菜乃子氏の3人。
茶圓代表はAI技術の専門家として、最新AIの動向と、あしたからビジネスで使える具体的な活用方法を解説。AIによる新事業創出や、全社的な業務効率化へのヒントを提供した。
バレッグスの太田執行役員は、不動産会社が生成AI活用チームを組成し、現場と一体で取り組む業務改革の事例を紹介した。「Sa les force(セールスフォース)」と「Gem in i(ジェミニ)」などの各種生成AIサービスを組み合わせ、問い合わせをしてきた顧客に対して自動返信を行う仕組みを構築した。同取り組みにより月間50時間ほどの業務時間の削減に成功し、同時に顧客からの返信率も改善させた事例を紹介。マイソクの帯替えをするアプリの自社開発や「REINS(レインズ)」との連携による顧客管理の事例なども共有した。
いい生活の深井氏は、不動産業務DX(デジタルトランスフォーメーション)を成功させるためには、深刻化するサイバー攻撃に対し、事業の根幹を守るためのセキュリティー対策が必要と解説した。
同社では、定期的に不動産会社向けに有益なセミナーを開催しており、同年12月には毎週、NTTグループ各社との共同セミナーを行った。
(2026年1月12日15面に掲載)




