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止めない運用を、守り抜く
2025年にGoogle Cloud Japanの代表に就任した三上智子氏と、23年にビジュアルリサーチの3代目社長に就任した小野貴広氏による対談が、5月都内某所にて行われた。議論は「セキュリティ」を主題として進んだ。両社のトップによる対談は2度目。前回(25年5月)はAIを主題とし、その後不動産会社や関連システム会社の間で、AI活用に関わる議論が加速するきっかけとなった。次代を担う両氏の視座に、今年も不動産業界の注目が集まる。
世界最高水準の多層防御
小野/ビジュアルリサーチ 改めまして、このたびのご就任、誠におめでとうございます。ご多忙の折にもかかわらず、不動産業界のためにこのような機会を賜り、心より御礼申し上げます。
三上/Google Cloud 日本への思いを同じくする者同士として、また新たな変革を担う立場として、同じ志を持つ小野社長と本日またこうしてお話しできることを楽しみにしておりました。
―不動産業界でもサイバー攻撃を受ける被害が頻発するようになり、セキュリティに対する意識が高まっています。改めて両社のセキュリティ対策について教えてください。
三上 Google Cloud のデータセンターが誇るセキュリティの核心は、物理・論理の両面で構築された「多層防御」にあります。その強固な守りは、主に3つの観点から説明できます。第一に、徹底した物理セキュリティです。データセンターは看板のない施設に隠され、外周の監視から内部への入室に至るまで、生体認証や虹彩スキャンを含む6つの厳格なレイヤーで保護されています。寿命を迎えたストレージは現場で物理的に粉砕され、データの流出を根本から防ぎます。第二に、独自開発のインフラ技術です。自社設計のセキュリティチップ「Titan」をサーバーに搭載し、ハードウェアレベルで改ざんを検知するセキュアブートを実現しています。
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また、世界最大級の自社専用光ファイバー網を所有しているため、通信の多くが公開インターネットを経由せず、外部からの攻撃や盗聴リスクを最小化しています。第三に、ゼロトラストに基づく運用です。データは保管時・転送時ともに自動で暗号化され、運用担当者であっても厳格な認証なしにはアクセスできません。これらはISOやSOCなどの国際的な第三者認証によって客観的に証明されています。このように、ハードからソフト、物理から設計までGoogleが全工程を直接制御し、世界最高水準の信頼性を担保しています。





