テナントショップ(滋賀県草津市)は、事業用不動産に特化したポータルサイトの運営と、不動産会社向けのテナント仲介の支援事業を展開している。住宅の賃貸仲介市場が成熟して飽和状態に近づく中、新たな収益源として事業用賃貸仲介に参入する企業が増加。同社のネットワークへの加盟店は全国で300店舗を超えた。自社構築の物件データベースとSEO対策を強みに、地域の独立開業者を後押しする。
加盟店300店超へ拡大
ニーズ高まる店舗用物件
テナントショップのビジネスモデルは、事業用物件のデータベース構築と、それを活用した加盟店への仲介支援だ。総務省の経済センサスによると全国の事業者数は500万超。そのうち年間で28%が廃業し、一方24%が開業するなど、事業所の廃業・新設が絶えず繰り返されている。水野清治社長は「時代と共に、社会の構造は変化してきた。今、全国的に流行して店舗数を伸ばしている業態でも、5年後、10年後には頭打ちになっているかもしれない。しかし、また次の新しい業態が出てくる」と、事業用賃貸仲介市場の可能性を語る。
現在、同社の加盟店は全国300店以上に増えた。その背景には、賃貸管理や居住用仲介を主力としてきた不動産会社が、新たな収益源としてテナント仲介に注目している現状がある。事業用物件は、専門的なノウハウが求められる割に市場規模も小さいが、ニッチなマーケットだけに競合が少ないというメリットもある。





