京王電鉄グループで、マンションのリノベーションやシェアハウス・ホテルの運営を行うリビタが業績を順調に伸ばしている。特に実需向けの高級リノベマンションの買い取り再販が好調だ。また、今後は賃貸住宅の一棟買取リノベなども強化していくとした。
収益物件再販に注力
売上前年比1.5倍
2026年3月期の売上高は前年比約50%増の378億円と大きく伸びた。そのうち8割強を買い取り再販事業が占め、26年3月期には83戸を販売した。1割がシェアハウスやシェアオフィスなどの賃貸事業、1割がホテル事業によるものだ。
なかでも売り上げの多くを占めるのが、高価格帯のリノベ分譲マンション「R100 tokyo」シリーズの販売だ。同シリーズは専有面積が100㎡を超える高級タイプの中大分譲マンションをリノベしたうえで再販するもの。東京都千代田区や港区、渋谷区といった都内でも不動産価値の高いエリアを中心に展開している。中心価格帯は戸当たり4億円前後。足立社長は「新築マンションの市場で事業用地の取得が困難になっていることや、建築コストの上昇で、新築物件の価格が高騰していることが事業伸長の要因。土地や建築コストの上昇により、10年前の分譲マンションと同等グレードの物件が造りづらくなっているため、立地の良い中古マンションをリノベした物件に注目が集まっている」と話す。





