北海道函館市内の新築賃貸住宅の建築で約78%のシェアを持つ日商興産グループ(北海道函館市)が、新規事業の展開でさらなる成長を目指している。2代目の山下拓郎社長は、リースバックや自社保有物件による手入らずのストック収入を積み上げ、2027年には中型風力発電事業への投資に踏み出す。
ストック重視の新規事業で成長
リースバック・自社保有を強化
日商興産グループが現在注力しているのが、リースバック事業だ。飲食店を展開するすかいらーくホールディングスをはじめ、大手7社をクライアントに持つ。
同事業は、土地活用におけるリースバック方式を指す。主に、日商興産が仕入れた土地に出店を希望する法人が建築協力金を出資し、オーダーメイドのような形で店舗や支店を建築。出店法人とは20年の長期定期借家契約を結ぶ。出店法人側は、建築費を差し引いた賃料を毎月支払うというもの。契約満了後、建物は取り壊すか再利用されるという。
大手企業との20年契約の実績は、日商興産が金融機関から融資を受ける際の強みにもなっている。





