先進事例を紹介
大阪府は、商店街活性化の先進事例を学ぶ「令和8年度 第1回 商店街等モデル普及セミナー」を開催した。参加したのは、まちづくり会社、自治体、商店街組織、事業者など約50人。
第1部では、愛知県名古屋市の円頓寺商店街の取り組みについて、まちづくり事業を展開するナゴノダナバンクの藤田まや氏と市原正人氏が話した。
JR東海道線名古屋駅から徒歩15分の場所にある同商店街を含む那古野エリアは、1965年に770店舗あった商店が2006年に177店舗に減少。商店主と、ネットワークや知識をもつ専門家などが協力し、活性化に取り組んできた。9年にナゴノダナバンクが設立され、空き店舗や古民家の活用、テナント誘致を推進。この17年間で約50件を再生し、現在は他地域でもまちづくりの担い手を育成する。
第2部は、近畿経済産業局が商店街等活性化関連施策について紹介。大阪府寝屋川市が連携して進める萱島地区の店舗網形成プロジェクトについて進捗状況を発表した。
大阪府商工労働部中小企業支援室商業振興課商業振興グループの奥野友紀子氏は「商店街活性化には、担い手となるキーマンが必要。先進事例から、関係者とのつながり方や、人の育成などを参考にしてほしい」と話した。
(2026年11月2日15面に掲載)





