インフォマティクス、現場調査をアプリで資料化

インフォマティクス

商品|2022年11月07日

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 ソフトウエア製品の開発・販売を行うインフォマティクス(神奈川県川崎市)は9月、不動産の現地調査の資料作成支援アプリ「ShareSnap(シェアスナップ)現地調査」を発売した。10月24日時点、4社がテスト導入中だ。

不動産・金融関係者向け

 同アプリは、不動産の現地調査で撮影した写真や動画をその場で地図・位置情報とともに資料化することができる。

 アプリを起動して土地や建物の写真を撮影すると、撮影位置・撮影した方向がアプリ内の地図上に自動記録される。同時に、残しておきたい簡単なメモなどを自由に入力する機能もあり、調査資料を現地で作成することが可能だ。

 アプリに記録し調査資料をオンライン上で共有すれば、社内ですぐにその調査資料を利用することもできる。

 従来の業務プロセスに比べ、作業時間を約4分の1に短縮することが可能だという。

 想定利用者は、不動産会社や金融機関の現地調査業務担当者らだ。売買物件や融資の際の担保物件を扱う際、現地調査業務を同アプリにより効率化することができるという。対象エリアは全国。

 同社は今後、全国の不動産会社や金融機関への営業を進め、現地調査アプリとして業界でのトップシェアを目標とする。

(2022年11月14日14面に掲載)

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