東急、多拠点居住サービス利用急増

東急

賃貸経営|2023年03月09日

宿泊施設の一つ、宮古島東急ホテル&リゾーツの室内

 東急(東京都渋谷区)は定額制の多拠点居住サービス「TsugiTsugi(以下、ツギツギ)」に注力している。2022年10月からスタートした無料会員制度は、毎月約3000人が新規登録を行うほどの人気だ。

無料会員、毎月3000人が登録

 ツギツギは21年4月よりサービスを開始した、「暮らすように旅をすること」をコンセプトにしたサービス。いわゆるホテルのサブスクリプションサービスだ。全国39都道府県、181カ所にある同社グループのホテルと提携ホテルに宿泊できる。宿泊数の上限はプランによって異なる。

 一定期間に利用が限定された会員を都度募集する形を取っているが、回を重ねるごとに会員数は増加傾向にあり、第1弾で100人、第2弾で500人、現在運用中の第3弾では22年10月から3カ月で600人が利用する。

 無料会員向けのサービスは最新情報のメールマガジンと空室状況の提供のみだが、毎月200人が、有料会員に流入する。

 22年11月には月4万4480円(税込み)で5泊できる「ミニマムプラン」を開始。従来は10万円以上のプランしか選択肢がなく、利用者の年齢層も比較的高かった。しかし、ミニマムプランにより、若年層の取り込みにも成功。21年12月から22年3月に提供されたプランでは、5.8%のみだった20代の利用者も15%を占めるほどまで増加しているという。

 お試し感覚でミニマムプランを利用する顧客も多く、有料会員の約7割がこのプランを利用している。残りの約3割のうち14日宿泊プランと30日宿泊プランの利用者がそれぞれ半分だ。リピーターも多く、販売開始から3カ月間で4割がリピーターとなっている。

 東急ホスピタリティ事業部事業戦略グループの川元一峰主査は「利用動向や人気エリアを分析しながら、運用方針を見定めている。現在は提携企業とも協力して、BtoB(企業間取引)向けサービスの実証実験を行い、可能性を模索している」とコメントした。

(2023年3月6日17面に掲載)

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