不動産フランチャイズチェーンのLIXILイーアールエージャパン(以下、ERA:東京都台東区)は、加盟店の業務のデジタル化支援に力を入れる。加盟店向けに、賃貸仲介業務を一元管理できるウェブサービスの提供を2021年12月に発表。加盟店への導入の案内を進める。
物件確認・内見・申し込みをウェブで一元管理
賃貸管理事業を行う同社の加盟店が、ERAの提供する基幹システム「ERA Pro CLOUD(イーアールエープロクラウド)」に登録した物件情報を、同サービス上で客付けの仲介会社と共有することができる。ログインをすると、サービス上で物件ごとに空室か申し込み済みか、入居中かの状態がわかるため、仲介会社は管理会社に物件確認の電話などを行わず、最新の状況を把握できる。内見の予約受付もウェブ上で可能。申し込みに関しても、仲介会社が店頭で顧客の申込書の内容を、サービス上に打ち込むことで、申込みが完了する。顧客自身が入力することもできる。また、不明点などがあれば、チャット機能を使ってコミュニケーションを取ることが可能だ。