ストライク(東京都千代田区)が2019年の不動産業界で発生したM&Aについて発表した。19年は18年より10件多い32件で、2年ぶりの増加に転じた。08年以降の12年間では08年(38件)、09年(35件)に次いで3番目に多かった。
19年動向発表
取引金額は約3961億円で、2年連続増加し18年(約1026億円)の約3・9倍に達した。08年以降の12年間でも16年(約1497億円)を上回り過去最高となった。日本銀行の金融緩和を背景とした企業の資金調達環境の改善が、M&A市場の活況を後押ししている。