レント管理(大阪府茨木市)は今春より、部屋探しができる自社サイト『ええeye!』の運営を開始する。
営業スタッフが物件選出
『ええeye!』では、部屋探しをする利用者がサイト内のフリーワード欄に希望内容を打ち込む。同社の営業スタッフが要望に沿う物件を選び、利用者に紹介する流れとなる。一般的なポータルサイトに使われているチェックボックスはなく、自動的に取捨選択をしないため、希望物件の見落としや、紹介物件の重複を防ぐ狙いがある。
例えば、単身者が賃料の安さを求めてワンルームの物件を探していたとき、築古2DKでも安価な物件があれば、そちらも併せて紹介することで、選択肢の幅を広げられる。また、利用者の潜在需要の掘り起こしにも期待できる。
同社がある茨木市周辺では、単身者の需要が増えたことから、ファミリータイプでも安い賃料で出回っている。空室率の解消や、自社で管理する物件の客付けを進めていきたい考えだ。
景山道代代表は「昨年末からプレオープンしていたが、軌道に乗れば、本格的に実走していきたい」と話す。