ミサワホーム(東京都新宿区)とミサワホーム総合研究所(東京都杉並区)、岡山県備前市は2月13日、『びぜんたてものリボーンコンペ2019』の最優秀賞と各賞を発表した。
地域活性化モデルとして実現予定
コンペの対象物件は、商店街の一角にあり、ここ数年は空き家状態が続いている築30年の店舗兼事務所。この利活用を前提に、事業性や公共性・デザイン性などを総合的に審査するトータル部門と、実現性にこだわらないアイデア部門で、2019年10月から募集を開始した。審査は、ミサワホームグループと備前市、地元大学の教授や物件所有者が行った。
トータル部門の最優秀賞には、安藤嘉助商店(岡山県倉敷市)Bチームの『木漏れ日そそぐたまり場(食堂)』が受賞した。町の特産品であるかき入り魚介類のみそを使ったみそ汁とおにぎりが味わえる食堂を提案。「食」を中心に、地域の人々が気軽に立ち寄り集える空間を展開するアイデアだ。審査員からは、「コンセプトの"木漏れ日"をテーマに、木を題材にしたぬくもりを、建物のデザインにうまく生かしている。地域にたまり場ができ、コミュニティーが強化されていくことが想像できる」と高く評価された。
トータル部門の最優秀賞となった、安藤嘉助商店Bチームの『木漏れ日そそぐたまり場(食堂)』※予想完成図
アイデア部門では、岡山県立大学の『ヒナセノキチ』が最優秀賞に選ばれた。雄大な山々をバックに、風光明媚(めいび)な瀬戸内海に浮かぶ大小14の島々からなる日生町の豊富な観光資源を生かし、観光客・地域住民をつなぐ観光拠点を提案した。1階に休憩所と観光案内所、2階にアンテナショップ、3階には地域住民が集会や映画上映会などに活用できる"まちのリビング"を展開するアイデアだ。審査員からは、「かきをテーマとした地域交流から観光、商品開発まで、手描きのイラストや50分の1の模型、商品パンフレットなどを使いトータルに提案し、力のこもった作品であった」と評された。
アイデア部門の最優秀賞は、岡山県立大学の『ヒナセノキチ』が受賞※予想完成図





