東京の都市研究を行うグローバル都市不動産研究所(東京都渋谷区)は8日、ウィズコロナ時代の都市の働き方・住まい方についての予測を発表した。
「東京の価値下がらない」
同研究所の発表によれば、新型コロナウイルスの影響による経済の見通しを見ると、年内での終息は厳しい。世界銀行が公表した最新予測は2020年の世界経済成長率はマイナス5.2%と戦後最悪の景気後退となり、21年に4.2%まで回復する見通しだ。日本経済は20年にマイナス6.1%とリーマン・ショック後の09年、マイナス5.4%と比較しても景気後退は大きい。