材木店のマルトク(香川県高松市)が運営する木材やDIYキットのインターネットショップ『マルトクショップ』が好調だ。サイトのPVは3月以降に増加し始め、一時期は例年の倍にまで膨れ上がった。8月は平年並みに落ち着いたが、4~7月は昨対比25%増の1億4700万円を売り上げた。数ある商品の中でもデスクやテーブルの天板用にカットした木材が人気だ。
4~7月の売上は昨対比25%増に
「在宅時間が増えたことやテレワークの増加によって、賃貸でも持ち家でもできるワークスペースをつくるためのDIYや模様替えのニーズが高まったのではないか」と中島弘樹社長は話す。実際、サイト内に設けているユーザーが製作した作品をアップするコーナーには、テレワーク用にDIYを行った事例がコロナ禍以降に多数アップされている。