トーセイ(東京都港区)は5日、2020年11月通期連結業績予想を、売上高で前期比6.5%増の646億4600万円、営業利益で同55.4%減の56億6400万円、税引前利益で同58.2%減の50億5500万円、親会社の所有者に帰属する利益で同65.2%減の29億4300万円と、7月6日の前回予想(売上高648億9700万円、営業利益46億8000万円、税引前利益40億7000万円、親会社の所有者に帰属する利益24億1100万円)より上方修正した。
売却物件の利益率上昇
主力の不動産流動化事業で6~11月の売却物件の利益率が上振れ見込みであることや、不動産ファンド・コンサルティング事業での新規大型案件のアセットマネジメント契約の受託、9月末時点の受託資産残高が1兆円に到達し、そのアクイジションフィー(取得時報酬)などが見込まれることを要因に挙げている。