大東建託(東京都港区)が『いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021』の首都圏・北関東・甲信越エリア版を19日に発表。回答者数は19年度からの累計で20万3288人に上った。
コロナ影響なく、大きな順位変動なし
首都圏版では、東京都の中央区が1位となり、文京区、港区が続いた。北関東版では茨城県の守谷市、東海村、つくば市。甲信越版では、山梨県昭和町、長野県御代田町、松本市となった。賃貸未来研究所、宗健所長は「コロナ下の大きな影響は見られず、どのランキングもトップ10の顔触れは前回とほとんど変わらなかった」と話した。
コロナ禍の影響で、郊外への住み替え需要が見込まれていたが、実際に行動としては表れない結果となった。宗所長は「外出自粛を受けて、自身の居住エリアを見直し、住みここちを再確認したのでは」と分析する。
調査は今回で3回目だ。対象は全国の20歳以上の男女で、21年度の調査期間は21年3月17~30日。回答はインターネット経由で回収。
大東建託
東京都港区
賃貸未来研究所AI・ DXラボ宗健所長(56)
(5月31日2面に掲載)
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