FJネクストら、収益不動産開発・販売の上場企業7社決算まとめ
フェイスネットワーク, プレサンスコーポレーション, FJ(エフ・ジェー)ネクスト, プロパティエージェント, AD(エー・ディー)ワークスグループ, 新日本建物, コーセーアールイー
その他|2021年06月18日
収益不動産の開発・販売を行う上場企業の決算が出そろった。コロナ禍の影響で伸び悩んだ一方、今期は7社中5社が増収と予想。収益不動産マーケットは安定して推移していきそうだ。
コロナ下でも5社増収の見込み
上場する投資用区分・一棟マンションを販売する7社の決算が出そろった。決算期やセグメントの変更で3社は前期と直接比較ができなかったが、それ以外の4社中3社が区分・一棟マンションの販売事業で1割以上の減収となるなど、新型コロナウイルスの感染拡大による営業活動の制約があり低調だった。今期の業績にも不透明感があるが、今年後半には改善すると予想しており、前期との比較可能な5社で通期では2020年を上回る業績を見込む。