関東エリア、シノケンが大差でトップ
関東エリアでは21社から有効回答を得た。戸数をベースに用途の内訳をみると、地主などを中心とする土地活用が約76.7%、投資家などを中心とする自社開発が約23.3%と土地活用の割合が8割に迫った。1棟当たりの平均単価は集合タイプで約1億9525万円、戸建てタイプの平均単価は約2356万円だった。建物の構造の比率は、RC造約43.5%、木造約31%、軽量鉄骨約7.6%、重量鉄骨6.4%。戸建ての割合は約0.04%で、他のエリアと比べて、少ない数字となっている。
シノケンプロデュース、REIT向け販売強化
1位を獲得したのは、385棟3026戸のシノケンプロデュース(東京都港区)。会社員層を中心に、アパート経営の提案を推進している。同社のビジネスモデルは土地を仕入れて、アパート建築と合わせてサラリーマン投資家に販売するランドセットの手法だ。加えて、私募REIT(リート:不動産投資信託)であるシノケンリート投資法人に対して一棟販売している。