一般社団法人兵庫県宅地建物取引業協会(兵庫県神戸市)所属の会員向けに支援サービスを提供する兵庫宅建(同)は7月30日、家賃債務保証会社の近畿保証サービス(同)と業務委託契約を締結した。
近畿保証サービスは会員企業に独自の保証商品を提供する。住居プランと事業用プランの二つで、従来商品に比べ、借主が負担する初期費用を抑えるなど、利用しやすい商品設計になっている。会員向けの商品開発については、1年かけて両社で協議を進めてきた。
兵庫宅建の柴田茂德社長は「会員に提供する主要サービスである保険商品の見直しを行う中で、家賃債務保証についてはかねてから提携していた近畿保証サービスに、今回新たに業務委託を依頼した。共に会員支援を行っていきたい」と感謝を述べた。8月末には約4700社の会員に対し、商品についての通知を開始する。