家賃や賃貸借契約の初期費用の決済方法が多様化している。消費者ニーズへの対応に加え、不動産会社の業務効率化にもつながる各社の決済代行サービスを紹介する。
クレカ決済の利用が広がる
消費者にとってオンライン決済がより身近な存在になっている。賃貸業界では、賃貸管理・仲介事業のオンライン化が進んでいることや、来春以降に控えている電子契約の解禁が、オンライン決済を後押ししている。メールやSMS(ショートメッセージサービス)で、決済手続きを行うウェブページのURLを送り、クレジットカードや口座の番号など、必要な情報を入力してもらうだけで済む。こうした決済方法は、顧客のニーズに応えるだけでなく、不動産会社の業務効率化にもつながる。