2020年12月、ユニークな企業が東証マザーズに上場した。交換できるくん(東京都渋谷区:7695)。
住宅設備の機器(トイレ・蛇口・IHクッキングヒーター・給油器・ガスコンロ・浴室乾燥機・食器洗い機・レンジフードなど、以下設備機器)を、自社電子商取引(EC)サイト「交換できるくん」を介して工事付きで販売している。
関東・関西・東海・札幌・福岡の5大都市圏が営業エリア。工事の施工は約90人の自社および専属契約の職人が担当。全国で1日あたり約100件、年平均で約3万件の工事を行っている。工事1件あたりの平均単価は、約13万円。上場前20年3月期の17%弱の増収(40億800万円)、1億6000万円の営業利益(黒転)に対し21前年3月期は、17.8%の増収(47億2100万円)、60.66%の営業増益(2億5700万円)。そして今期も「18.6%増収、24.3%営業増益」計画で立ち上がった。