不動産クラウドファンディングサイトを運営するSATAS(サタス:東京都港区)は1日、経営陣を刷新し、社名を「LAETOLI(ラエトリ)」に変更した。
新社長には武藤弥氏、取締役に村田哲英氏、片岡義隆氏、社外取締役に川中浩平弁護士が就任した。なお、小林秀豪前社長は常勤監査役に就任した。
同社は不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化商品を提供してきた。2019年からは、インターネットを利用した、不動産投資小口化商品を再設計し、幅広い投資家が利用できる不動産クラウドファンディングサービス「WARASHIBE(ワラシベ)」を開始。約2年間で、総ファンド数24件・16億円を運用してきた。今回の経営体制の変更で、ガバナンス体制の強化を図る。 武藤弥新社長は、01年に不動産デベロッパーに入社し、開発業務などを担当し、その後独立。リノベーション事業やシェアカンパニーの社長などを務めた経歴を持つ。また、村田哲英取締役は、バイオベンチャーでエクィティファイナンスの実務に携わってきた。