不動産の売買仲介、空き家活用事業を展開するジェクトワン(東京都渋谷区)は、同社の空き家活用事業「アキサポ」に力を入れている。6月にはアキサポの空き家活用のノウハウを全国の加盟企業に提供するサービス「アキサポネット」を開始。4日現在、4府県の不動産会社やリフォーム・リノベーション事業者ら5社が加盟している。
加盟企業100社を目指す
アキサポとは、首都圏の空き家を対象に、同社が所有者から定期借家で物件を借り上げ、地域のニーズに合わせてリノベーションを行った上で貸し出す事業だ。賃貸住宅としてだけでなく、シェアキッチンや店舗、宿泊施設などにも活用されている。空き家所有者にとっては、改修などの費用負担はなく、一定期間後にはリノベーションが施された物件が手元に残り、賃貸物件として再利用しやすくなるメリットがある。