分譲・賃貸マンションを対象に電力の小売り販売を行う中央電力(東京都港区)は、再生可能エネルギー由来の(以下、再エネ)電力の試験的な全戸一括供給を開始し、供給先となる分譲マンションの管理組合の募集を8月17日に開始した。試験的供給の後、賃貸マンションへの提供も視野に入れ、分譲・賃貸マンションにおける環境面への配慮という付加価値の提案を進めていく。
環境配慮の付加価値づけ狙う
今回の取り組みは「RE(アールイー)100対応・再エネマンションプロジェクト」と冠している。試験的供給の対象となるのは、同社が提供する一括受電サービスを導入中の分譲・賃貸マンション。そのうち首都圏内に位置する約800棟の中の、5棟のマンションで導入していく。