3800戸を管理するエヌアセット(神奈川県川崎市)は、物件選びから契約まで、オンラインで部屋探しができるサービス「リモートレント」を2020年4月から開始。現在、接客や内見した顧客の2割、成約客の1割をオンラインで対応する。遠方からの住み替えや、地方から進学する学生らの取り込みのほか、業務効率化の効果も生まれている。
遠方客の取り込みに寄与
集客には、スペースリー(東京都渋谷区)のVRを活用。営業スタッフが撮影した室内のVRを自社サイトとポータルサイトに掲載し、顧客が室内全体の雰囲気をつかめるようにしている。常時200戸前後をVRで入居者募集が行えるように、随時室内写真を撮りためている。