賃貸管理や仲介を行うAMBITION(アンビション:東京都渋谷区)は、1日、社名をアンビションDX(ディーエックス)ホールディングスに変更した。
スタートアップ企業への投資も開始
同社は、社名変更にあたって「DX(デジタルトランスフォーメーション)によって不動産ビジネスを変革し、デジタルとリアルを融合した唯一の不動産デジタルプラットフォーマーになる」をビジョンに掲げる。
現在の主力事業である、賃貸管理、不動産売買、賃貸仲介に加えて、グループ会社でRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)サービスを開発し、自社での活用や外販を行ってきた。
今後に関しては、新たにインキュベーション事業として、不動産DXとシナジーのあるスタートアップ企業への投資の開始などを計画する。
同社は都内を中心としたサブリースと賃貸仲介で業績を伸ばし、2014年には東証マザーズに上場した。
前期の売上高は、前期比11.4%増の305億2900万円、営業利益は同6.1%増の9億7800万円と増収増益で好調だ。今期計画は、前期比0.2%増の306億500万円、営業利益は同25.4%増の12億2600万円を見込む。
アンビションDXホールディングス
東京都渋谷区
清水剛社長(50)
(10月4日1面に掲載)