不動産の開発や売買事業を展開するジェクトワン(東京都渋谷区)は2日、東京都品川区にデザイナーズ賃貸マンション「ジニア不動前」を竣工したと発表した。
コンセプト別の内装採用
同物件は、最寄り駅の京急電鉄目黒線「不動駅前」駅から徒歩7分の場所に立つ、地上6階建てRC造の賃貸マンション。総戸数は62戸で、間取りはワンルーム、1LDK、2DKの3タイプ。専有面積は20~44.8㎡。20~30歳を中心とした若年層の単身社会人やDINKSをターゲットにしている。
物件の特徴の一つは、ホワイトとグレーを基調とした外観。軸組構造のフレームを骨格とし、装飾を省いたシンプルなデザインだ。6階建てながら圧迫感の少ない造りにした。
特徴の二つ目は、専有部に3種類のコンセプト別の内装を施した点だ。「インダストリアル」は、大判の砂岩調のグレータイルを設置し、ビンテージ感漂うイメージにした。「木質感」がテーマの部屋は、木の素材を使用したアクセントパネルをメーンルームの壁に施工した。
「北欧」は、幾何学的な装飾が特徴のホワイトタイルをメーンルームの壁に設置した。
専有部はキッチン、クローゼット、配管設備を壁側に集約。シンプルでありつつ、機能的なプランニングを行った。
賃料、募集開始日、現状の申込件数などは非公開。
(2022年3月21日17面に掲載)