住宅設備の供給と交換工事をセットで提供する交換できるくん(東京都渋谷区)は、7月20日に新たな物流施設「新・横浜商品センター」を開設した。住宅設備交換の繁忙期となる冬季に備え、供給体制を整えながら法人向けサービスを強化する狙いだ。
住宅設備の供給体制強化
家電製品の部品となる半導体の不足や、新型コロナウイルス禍による生産工場の閉鎖などが影響し、給湯器や温水洗浄便座など特定の商材の供給にいまだ遅れが生じている。今回、神奈川県横浜市北区にあった約600㎡の施設を、同市都筑区への移転とともに約2.6倍に拡張することで製品在庫を多く確保し、賃貸入居者の設備に関するクレームへの対応強化を進める。現在、賃貸住宅用のエアコン約500台、ガス給湯器約400台を確保しており、繁忙期に向けて増強も可能な床面積を持つ。