一般社団法人シェアリングエコノミー協会(東京都千代田区)は1日、シェアリングサービスのプラットフォームアプリ「ShareSPOT(シェアスポット)」を2023年春にリリース予定であることを発表した。モバイルバッテリーのシェアサービスを展開するINFORICH(インフォリッチ:東京都渋谷区)と連携する。
アプリ内での相互層客狙う
同アプリは、シェアリングのオンラインサービスのプラットフォームだ。すでに国内では、「モバイルバッテリー」「自転車」「傘」「オフィス」といったモノから移動、場所まで多岐にわたるシェアサービスが展開されている。このさまざまなサービスを、アプリ内で検索でき、利用できるようになる。
INFORICHの秋山広宣社長は「シェア自転車を利用してシェアオフィスに向かうように、異なるサービスの相互送客を見込む。すでに海外展開しているサービスの決済システムも利用できるため、インバウンド需要も期待できる」と話す。
1日時点で、五つのシェアサービスの参画が決定。今後、九つのサービスが連携を予定しており、不動産の時間貸しサービスも含まれる。
同協会は、シェアサービスが浸透することで、持続可能な社会の創造を目指していく。
(2022年11月21日1面に掲載)