プロパティエージェント、中古マンションの販売強化【上場企業トップに聞く収益不動産市場の行方】

プロパティエージェント

インタビュー|2023年08月09日

  • twitter

プロパティエージェント 東京都新宿区 中西 聖 社長 (46)

 2023年3月期に20期連続の増収増益を達成したプロパティエージェント(東京都新宿区)は、先々の経営リスクを見越し、中古不動産の販売に力を入れていくとする。中西聖社長に、収益不動産マーケットの予測と今後強化する事業について聞いた。

生成AI生かした商品も検討

売上372億5900万円 20期連続、増収増益

 プロパティエージェントの中西社長は「当分は日銀の金融緩和政策が続くと想定しているが、金利の上昇圧力は十分にある。日本で利上げが始まった場合を想定し、経営上リスクの少ない中古マンションの販売を増やしていく」と話す。

 23年3月期の売り上げは372億5900万円と、22年3月期比5.9%の増収。営業利益は同32.2%増の29億1900万円。20期連続の増収増益となった。新築マンションは想定より高い粗利益を計上。顔認証システムを導入したマンションの販売も順調だった。

顔認証で付加価値を付ける物件写真

開発物件においては顔認証で付加価値を付ける

 主軸事業は、売り上げ全体の約95%を占める「DX(デジタルトランスフォーメーション)不動産事業」だ。投資用マンションの開発・販売、管理などを含む。ただ、販売する不動産の内訳が変化してきている。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『ランドネット、投資用区分販売 5年で1.7倍【上場企業トップに聞く収益不動産市場の行方】』

検索

アクセスランキング

  1. 築古公営住宅、民間が再生

    フラットエージェンシー,イノブン,七保,リ・スタイル,リノベる,絆家,吉浦ビル,福岡県住宅供給公社

  2. 2025年賃貸仲介件数ランキング400社(1位~10位)

    2025年賃貸仲介件数ランキング

  3. 区分所有法、2025年の改正を予定

  4. 国土交通省、ZEH超え省エネ住宅供給へ

    国土交通省

  5. 明豊プロパティーズ、営業と経営の実力評価で就任【新社長インタビュー】

    明豊プロパティーズ

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅住新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ