募集坪単価平均は最高水準に【アフターコロナの首都圏マーケット分析】

リーシング・マネジメント・コンサルティング

統計データ|2023年08月10日

  • twitter

 2023年の繁忙期シーズン(1~3月)は、3年余り続いていた新型コロナウイルスの影響も落ち着きを見せた中で迎えた。5月8日からコロナの分類が2類から5類に移行したこともあり、賃貸住宅マーケットにはさまざまな変化が起きている。

22年1月めどに底打ち回復へ

 当社が実施したアンケート結果(調査期間23年6月15日~7月4日、調査対象:首都圏の仲介会社333社)や当社が発表するマーケットデータ(図1、2参照)を基に、コロナ禍とアフターコロナの賃貸住宅市場について解説する。

主要5区は、コロナ禍前のマーケット水準に

 コロナの影響を受ける前まで、東京都の主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)は完全に「貸し手市場」となっていた。

 港区の事例(図2参照)をデータで見ると、人口の流入(増加)に対して、築10年以内のRC・SRC造およびマンションタイプの募集戸数は、減少基調が続いていたが、コロナの影響が出始めた20年3月以降、募集戸数が増加し始めた。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『買主でも空き家除去が可能に【譲渡所得税に関する特例の見直し改正】』

検索

アクセスランキング

  1. 賃貸仲介会社の営業停止続く

    シティホーム,キンキホーム

  2. 省エネ住宅助成、都が本腰

    東京都

  3. タカハシ、繁忙期に社内キャンペーン

    タカハシ

  4. ジェクト、新卒採用に本腰

    ジェクト

  5. Best Stage アパート販売好調、売上62億円

    Best Stage(ベストステージ)

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ