長期優良住宅、利点説明が重要 【連載】リクルートSUUMO不動産トレンド最前線 統計データ|2023年09月08日 家賃が上がっても転居検討、69% 長期優良住宅は、分譲や注文の一戸建て住宅では一定程度の普及がしつつあるが、賃貸市場ではまだ広がりは見せていない。とはいえ賃貸ユーザーには魅力のない住宅なのかというと決してそうではない。 具体的良さ伝える 当社の調査によると現状では家賃アップしても長期優良住宅に転居を検討したいと回答した賃貸ユーザーの割合は17.9%に留まっており、71.4%の大多数は家賃が上がらないなら転居を検討したいと答える。 ところが、具体的なメリットを理解するとそれが69.4%までアップ(円グラフ)。家賃アップは望まないが魅力的に感じると回答した人を含めると87.9%にも上った。