沖縄県の南部と中部を主な商圏とするタマキホーム(沖縄県那覇市)は、実需向けの分譲マンションの開発・販売で事業を拡大してきた。分譲マンション・賃貸住宅の管理も手がける。駐車場のシェアリングサービスや不動産クラウドファンディングといった、新規事業にも意欲を見せる。玉城公之社長に事業や今後の展望について聞いた。
ストック強化、賃貸管理1323戸
売上高15億円超 グループで連携
タマキホームは1998年に設立し、26年を迎えた。玉城社長は2010年に同社に入社し、不動産管理部に配属されたのち、11年に社長に就任した。
22年10月期の売上高は15億2700万円。過去5年間では10億2100万円から18億7700万円の間で推移している。
売上高の事業構成比は、実需向け分譲マンション事業が65%、賃貸と分譲マンションの管理事業が15%、買い取り再販事業が10%、売買・賃貸仲介事業が5%、そのほかが5%となっている。