入居者向けアプリ「totono(トトノ)」を提供するスマサポ(東京都中央区)は10月、新サービス「totono+(プラス)チャット対応代行サービス」の提供を開始した。新サービスを通してスマサポが賃貸管理業で実現したいビジョンについて、小田慎三社長に聞いた。
管理会社の業務負担減らす
クレームを分析 1棟ごとに対応策
totonoは、10月1日時点で125社が導入している入居者向けアプリだ。入居者からよくある質問事項をまとめた「FAQ」や「掲示板機能」などを備え、入居者対応業務をサポート。管理会社の仕事量と業務コストを削減する。
ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)となるtotono+チャット対応代行サービスでは、スマサポが不動産会社に代わり入居者対応を行う。集まった問い合わせ内容はスマサポが分析。管理会社と事前に取り決めた範囲で対応策を講じる。必要に応じて施工会社や駆け付けサービス事業者に対応を依頼することも可能だ。
totonoのトップ画面(右)入居者とのチャット画面(左)